登場人物(とうじょうじんぶつ) 一覧(いちらん)(声のサンプル付き)

こちらのページには、CD『クラシック劇場』の中に登場したすべての登場人物の紹介と、
寺千代が演じたそれぞれの声のサンプルを聞くことが出来ます。
    (きみの好きな登場人物の画像をクリックしてみてね!!) 

 ねずみの恩返(おんがえ)し
ねずみ ライオン



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 ちっちゃな体で、ふだん臆病(おくびょう)な割には、好奇心が旺盛(おうせい)でいたずら好き。ライオンの昼寝の邪魔(じゃま)をしてしまい、あやうく食べられそうになりますが、ライオンのきまぐれから、ふいに命を助けられます。

 そのことで反省したねずみは、ライオンに何かがあった時には、自分がかならず助けるという約束をライオンと結びます。
百獣の王としてその名も名高いライオン。
ねずみが自分を怖がらないばかりか、いたずらをしてくることに一度は腹を立てますが、おもえばそうやって自分に分け隔てなく接してくれる友達が、自分にはいなかったことに気が付きます。

そして、“力こそ正義”とおもっていたライオンにとって、“おもいやり”こそ正義と教えてくれたねずみは、いま彼にとっていちばん大切な友達なのです。

 北風と太陽(きたかぜとたいよう)
太陽(たいよう) 北風(きたかぜ) 旅人(たびびと)



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毎日あたりまえに、朝東から昇って、西に沈んでいく太陽。

北風のおもわぬ提案に、ちょっぴりおどろいた太陽ですが、本来たたかうことの嫌いな太陽は、いつものとびっきりの笑顔で自分をかがやかせて、私たちにとっても、大切なことを教えてくれます。

太陽の神様「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」の登場する、『天の岩戸ひらき』のお話しも読んでみてくださいね。
いつもモチベーションいっぱいの北風。ここでは、ちょっとこまったチャンとして描かれていますが、ほんとうは、正義感にあふれた心の持ち主。

でも自分の力を過信した北風は、やすやすと太陽に負けてしまいます。

さて太陽は、どんな方法で、北風との勝負に勝ったのでしょうね?
遠く、地平線の向こうからやってきた旅人。この土地をたまたま通りかかったことから、北風と太陽のおもわぬ力比べに遭遇(そうぐう)していまいます。

私たち人生は、ひとりひとりが幸せを求める旅人のようなものです。

そして、歩き続けていると、そこにはふだんは目に見えない“気づき”がたくさんあるのです。

 シンデレラ(Cinderella
王子様(おうじさま) シンデレラ 王様(おうさま)



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この国の王子様。りっぱなお父さんである王様と、やさしいお母さんである王女様に育てられた皇子(みこ)。
あきらめない心と、勇気と、やさしさを胸に秘めています。
この方もやがて、国民の皆に慕(した)われるりっぱな王様になることは間違いありません。
この物語の主人公シンデレラ。大好きだったお母さんが亡くなったり、お父さんの再婚によって義理(ぎり)のお母さんやお姉さんに意地悪されてしまいます。
でも彼女には、生まれながらの目にはみえない“徳(とく)”が備わっています。見た目がどんなにみじめであっても、人を幸せにするものは、結局心(こころ)なのです。
この国を治める王様。
国民は、国の宝だといつもおもっている。差別が嫌いで、身分の違いや、力の違いで人を見極めることはしない。
大切なものは心だと、王子にはいつも言い聞かせている。だからこそ、王子のお嫁さん選びには、慈愛に満ちた女性をこそ選びたいと思っている。

 シンデレラ(Cinderella
継母(ままはは) 義理の姉(ぎりのあね)



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シンデレラのお父さんが、二度めに結婚した女性。初めは、猫をかぶっていたが、自分が妻の座を得て、夫が単身赴任に出た頃から、本性を出しはじめ、実の娘たちとともに、シンデレラをいじめつくす。

根が意地悪なため、シンデレラの、素直で謙虚で誠実な性格が、余計に気に入らない。
小さなころから、わがままいっぱいに育てられたせいか、欲しいものがあると手に入れずには済まない強欲なところがある。
自分が人の為に汚れて働くことを、恥ずべきことだと固く信じている。ふたりとも頭は良くないが、母親には絶対に逆らえない。母親の言うことさえ聞いていれば、自分たちはきれいなドレスを着たお嬢様でいられるのだから…

 シンデレラ(Cinderella
家来(けらい)その1 家来(けらい)その2



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  (エントリー11番)
  (エントリー12番)
お城の忠実な兵士の一人。
王子様に頼まれて年頃の娘のいる家を、ていねいにまわっている。がっちりした体格なのが、特徴。

まるで雲をつかむような話に、途中でめげそうになるが、王子様の強い意志の力に押されて、みごと、シンデレラを見つける。
お城の忠実な兵士の一人。
王子様に頼まれて年頃の娘のいる家を、ていねいにまわっている。家来その1に比べると、こちらのほうがもっと年が若く、好奇心もいっぱい。

たまに目的を忘れて、街に出ているお店で売られているものなどに、うつつを抜かしてしまい、その1からたしなめられたりする。

シンデレラのお母さん 魔法使い(まほうつかい)



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シンデレラのやさしいお母さん。シンデレラがまだ成人しないうちに亡くなってしまうが、「つらいことや悲しいことがあっても、一生懸命に努力すること」をシンデレラに教えている。

なによりも、シンデレラが誰よりもつよくやさしい娘であることを信じている。

困った人がいたら、迷わず救いの手を差し伸べ、愛する人が出来たら、その人を助けて、共にしあわせになることを何よりも望んでいる。
シンデレラの前に、突然(とつぜん)現れた魔法使いのおばあさん。その正体は妖精のひとりで、シンデレラのことを、実はいつも影から見守っていた。

舞踏会に行けないシンデレラを憐れに思った彼女は、ここで姿を現し、シンデレラのみすぼらしい服をドレスに変え、かぼちゃを馬車に、ねずみを白馬へと返信させました。

「でも、いいかい?私の魔法は12時になったら解けてしまうからね。ようく覚えておくんだよ」とよく言い聞かせて、シンデレラを王子様のいるお城へと送りだします。




 星の一生(ほしのいっしょう)
   白髭(しろひげ)じいさん  
 


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星の話しを聞かせてくれる、不思議なおじいさん。
その詳しい正体は、謎に包まれている。
彼の自慢は、胸まで届くりっぱなあごひげ。
見た目は、相当な年齢に見えるが、とても元気で、話しがエキサイトしてくると、こちらが驚いてしまうほど、大きな声で語り始める。

最近の横文字が苦手だが、若者と話したいばかりに、
苦手な横文字をわざわざ使おうとするところが、なんだか可愛らしさを感じる。
 

 兎と亀(うさぎとかめ)
亀(かめ) Taylor Chobes
(テーラー・チョベス)
兎(うさぎ)



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薩摩の国でうまれ育った物知りな亀は、ここだけの話し、なんとうさぎの年の3倍も年をとっているみたいだ。

これまで直接うさぎと競走をすることはなかったけれど、うさぎのことも森の動物たちのことも、みんな小さい頃からよく知っている。やはりな…という目論見はさすが!年の功である。
このお話の語り手。ピアニスト宮川久美の長年の友人。
はるばる中米の国から、日本にやってきました。
彼、独特の本場ラテンのノリは、聴くモノを勇気づけ、元気にしてくれます。
もともと人気者であった彼のファンは、日本にもたくさんいて、ステージが終わったあとはよく声をかけられるのだとか!!、
森いちばんの気取り屋。仲間うちでは、確かにかけっこで負けたことはないが、他所(よそ)では、もっと足の速い、しかも怖い動物がいることをうわさで耳にしたことはある。

それでも今がよければ関係ない。よけいなことなど考えずに、いまが楽しければそれでいいと思っている。好きなもの。人参と草のにおい、昼寝。

羊(ひつじ)!? 野次馬(やじうま)!!? 犬(いぬ)!!!?〜



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いつもは柵にかこまれた、ひとつのところにかたまって暮らしている羊たち。ところが、この日はどうしたことか、みんなそろっておでかけの最中。

運が亀を見方にしたか?
はたまた、偶然の一致か??
森に住む仲間の動物たち。
気取り屋のうさぎには、時たま面白くない想いをすることもあるが、いつもめずらしいニュースを仕入れては教えてくれるうさぎに、みんな一目置いている。
思い立ったが、まっすぐに行動するその性格は、ご先祖さまがイノシシという血筋の為すわざだろうか!?
ふだんは、頼めば気安くなんでも引き受けてくれるが、とつぜん目的が変更して、それに夢中になると、自分でもどうしたら良いかわからなくなってしまい、あとで反省することもたびたびあるようだ。
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