寺千代の世界

人は皆、この世に生を受けてから、

目で見、耳で聞き、

その手に触れ、

その足で歩んで得たものを、

心の糧とし、

難問解決の智恵と変え、

吾の生きた証とす。


その記憶は、

その大切な宝物は、

吾がこの世に生きていたということの、

確かなる証である。


いかに時代が過ぎようとも、

いかに、かつて人々が涙したものが、忘れられようとも、

言葉に刻まれたその大切な物語だけは、

人々の心の中に生き続け、

いつまでも、決して忘れられることはない。


遙か遠い昔、人と神とが約束した、

本当の幸いを、

すべての人がつかめるまで、

心の内にさびしさを知る者だけが、何度も繰り返し、

先人たちの残した、珠玉の物語の書かれたページを、

開き続けることだろう。

                  

寺千代


1.みにくいあひるの子
2012.1.4
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 2.赤穂義士〜私の先祖のこと〜2012.1.19 .
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