私塾 紫微垣

壱月の暦(こよみ)

1月5日の暦(こよみ)

小寒(しょうかん)毎年1月5日(頃)は小寒です。

二十四節気の1つ。太陽黄経が285度の時。

日付は、その年によってやや前後する。

この日を「寒の入り」と言い、この日から節分までを寒(かん)と言う。
この日から以降は、「寒中見舞い」となる。


初水天宮(はつすいてんぐう)1月5日は、初水天宮です。

福岡県久留米市に鎮座します、久留米水天宮を総本社とする神社。
水全般に対する御利益と、子供の守護神です。
漁業、海運業、水商売、水難除け、農業、
また安産、子授け、子育てについて信仰が厚い。
戌の日には安産祈願の人で賑わいます。

元々の水天は、仏教における十二天のお一人です。
水の神であり、竜を支配すると言われています。

現在、水天宮に祀られているのは、
天御中主神安徳天皇二位の尼建礼門院の四柱(東京の場合)ですが、
以下の経緯を経て、御祭神として祀られました。

@水天が仏教に取り入れられる前は、
古代インド(または、イラン)のヴァルナという最高神だった。

Aそのことより、日本に伝えられた際、
記紀に相当する神として、始原神、天御中主神があてられた。

B神仏習合の際、「水」の字つながりで天之水分神(あめのみくまりのかみ)
国之水分神(くにのみくまりのかみ)と習合された。

C「みくまり」の発音が「みこもり」(御子守り)に通じるというので、
安産・子育ての神・子供の守り神として信仰されるようになる。

D安徳天皇が在位のまま入水した史実から、
水天皇と呼ばれており、同一視された。



水天宮のホームページはこちら







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